応援するつもりが応援されて感動【ツールド東北2015ママチャリ完走感想】

ツールド東北2015完走感想
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9月13日、ツールド東北2015に参加し、
女川・雄勝フォンド(60km)を無事
震災直後購入した愛車(ママチャリ)で
完走することができました!
ゴール

今回、参加することによって、
感じたことや気づいたこと、
学べたことをお伝えします。

 

一人でも多くの人へ伝わるように

今回、参加のきっかけは、
一緒に仙台コワーキングzenを運営する
復興起業家白ひげこと齋藤一郎氏。

「仙台コワーキングzenのみんなで
ツールド東北にでっぺー」

去年ボランティアクルーとして
ツールド東北に参加していた白ひげ。

今回はボランティアクルー枠で
エントリできるということで、
一緒に参加して盛り上げようということに。

私は一般抽選エントリーで参加なので、
最初は抽選が通ってから考えよう
ぐらいの気持ちでした。

すると申込者6000名以上の倍率2倍の中
抽選に当選(≧∇≦)/

で、去年のツールド東北の写真を見て、
心に残った写真がありました。

それは沿道に立って近所のおばちゃん、
おばあちゃんが、見知らぬであろう
ライダーを応援している写真。

これにまず心打たれ、
参加することで石巻を応援しよう、
Facebookで実況中継することで、
一人でも多くの人へ知ってもらって、
来年のツールド東北に繋がればと。

地元の気仙沼のコースは
長距離ライド経験者でなければ
エントリー対象ではないけど、
ツールド東北に関わることで、
地元への応援にもなるって
思ったのです。

 

鍛えてない素人状態での挑戦

一番短い距離での参加とはいえ、
60kmも自転車しかもママチャリで
走ったことのなかった私。

そもそも、タイムトライアルな
レースではないし、楽しめれば良いと。

なので、ツールド東北に向けて
やったことといえば、

  • ほぼ毎日のママチャリ通勤(往復8km)
  • 一ヶ月間毎朝バービートレーニング
  • 一ヶ月前から食事改善
  • たった2回のエアロバイクでトレーニング

ほとんど鍛えていない素人状態だけど
「ママチャリでも参加の人居たよ」
という白ひげの言葉を信じ、
まぁ、大丈夫でしょうと、
なんとかなるさと。

それに、ツールド東北の後、
もしカラダが大変な状況になっても、
仏の手を持っているナノレベル整体師
高橋啓子ちゃんの施術も予約したし、
これで安心だぜで参加に挑みました。

 

久しぶりの母校で受付完了

受付は前日の12日。
母校である石巻専修大に向かいます。

石巻駅から石巻専修大まで、
久しぶりの石巻の町並みを見ながら、
徒歩にて移動。
増水した旧北上川
※先日の大雨の影響でめっちゃ増水してた旧北上川

卒業以来、ほとんど来ていないので、
見慣れた街は知らない風景も増えてました。

大学に着いて白ひげたちと合流。
「めぐちゃん、自転車無いと
受付できないんだってよ〜」
と、本気じみた冗談に
半分騙されながら無事受付完了(^_^;)
ツールド東北受付完了

会場ではいろんなブースが出店されていて、
イベントも開催されていました。
ツールド東北道端カレン

とりあえず、噂に聞いていた
「ホヤおっぱい」も堪能しました(笑)
ホヤモチーフのホヤおっぱい

 

宿泊先がないピンチが良い出会いへ

当日の集合が7:05なので、
前泊を考えていました。

しかし、民泊の抽選に外れ、
こりゃ当日移動しかないかと
諦めていたところ、
白ひげの実家を民泊提供することに。

ちゃっかりそこに泊めてもらうことに。

すると同じように民泊から漏れた方や、
急遽参加を決めた台湾からの参加者も
一緒に泊まることになりました。
白ひげ宅

宿がないピンチが、素敵な交流に
繋がりました(≧∇≦)/

日本語が少しわかる方の通訳のもと
お話を聞くことが出来ました。

東北復興の応援として、
台湾の人たち向けに東北の
アピールになればと思って
参加されたこと。

もっと地域の歴史や文化を
台湾の人たちにアピールすれば
もっと多くの人達に
興味を持ってもらえるということ。

ママチャリで参加するって言ったら、
「大変だよ〜。でも、頑張って」と
言ってもらえました(*´ェ`*)

また、今回運営側として民泊の管理を
担当した方ともお話が出来ました。

今後の課題として、
もっと多くの方たちにツールド東北に
参加してもらうには、宿泊先の
確保が必須。

その解決策の一つとして、
大きな設備投資を必要とせず、
地元の方との交流も生まれる民泊
もっと増えること。

なので、民泊を提供されている方が
なぜ民泊を提供しているのかを
聞いてみました。

一番多いのは、
「震災の時に助けてもらったお礼や
恩返しになることがしたい」
からだそうです。

他にも素敵なお話が聞けて、
抽選に外れ甲斐があったというもの。

きっと他の民泊されたライダーも
素敵な出会いをしてるんだろうなって、
実感したのでありました。

 

さぁ、女川雄勝までお買い物だ?

いよいよ当日。

一緒に走る白ひげの同級生、
MobyDickさんに迎えに来てもらい、
MobyDickさんの自宅から、
ママチャリで石巻専修大へ向かいます。
石巻専修大学へ向かう前
※きのぴょん背負って気合十分の白ひげ

7時ぐらいから、女川雄勝フォンドの
列へ並び始めました。

だがしかし、周りはロードバイク、
本気装備な方々ばっかり。
女川雄勝フォンドの列

聞いていた話からの予想と違う・・・。

私、ママチャリで良いのかな・・・。
ツールド東北ママチャリ挑戦
※震災直後に買ってずっと付き合ってきた相棒のママチャリ

もはや女川雄勝まで、
ちょっと買い物に行きますよ的な
勢いで走りきれるんだろうか(^_^;)

っていう、不安を抱えながら、
スタート地点まで、ママチャリを
引っ張って移動します。

 

不安を吹っ飛ばすスタート位置ゲット 

7:30になり、いよいよスタート間近。
ツールド東北スタート間近

司会の方のアナウンスに従い、
震災で亡くなられた方々や先日の
大雨で亡くなられた方々へ黙祷を捧げます。

並んだ順にグループ分けされた
グループ毎、スタート前に、
写真撮影をして、スタートします。

これがまた良い位置をゲットですよ。
私の不安なんて吹き飛んじゃった。

先頭の真ん中の位置で、
写真撮影、幸先良いスタートです。
ママチャリど真ん中

朝早いのに、
沿道には見知らぬ自分を応援する
近所のおばちゃん、おじちゃん、
おばあちゃん、おじいちゃん、
ちびっ子がいます。

笑顔で挨拶しながら、
手を振って走り続けます。

 

最初の関門でなんとかやれそうと体感

大学をスタートして、最初の関門は、
稲井地区から宮城県ライフル射撃場
までのゆるく長い坂道。

途中無理せず歩いたりもしたけれど、
登り切ったあとは、下り坂ヘアピンの
コーナー2つを抜けて海岸線に出ます。

ファミリーマートで小休憩をしました。
ツールド東北第一関門突破

思ったよりカラダに来てなかったので、
これなら行けるかも〜と体感しました。

海岸線を楽しみながら、
女川を目指します。

沿道で応援してくれる人から、
元気をたくさんもらってる感じがして、
元気にどんどん進んじゃいます。

女川駅に向かう途中、
また坂道。

その頂上付近に、
「きぼうのかね商店街」に立ち寄り。
2015-09-13 09.04.03きぼうのかね商店街

それぞれのお店で面白いコピーで
女川をアピールしてました。
2015-09-13 09.08.16女川アピール

 

9:20頃、女川エイドステーション着

女川のエイドステーションを前にまた
坂道を登ります。

女川エイドステーションには、
9:20頃に到着しました。
ツールド東北女川駅

シーパルちゃんに
白ひげのきのぴょんと一緒に撮影。
ツールド東北シーパルちゃん

女川汁(サンマのつみれ汁)を食べ、
バナナを食べ、塩をなめ、水を補給。
ツールド東北女川汁

女川駅前にある足湯にちょっと浸かり、
40〜50分滞在しちゃった(^_^;)

女川は小学生時代に、
ミニバスケットボールの試合で
よく来ていたし、
大学のバイトで某所の定期点検の
書類を作成していたので、
女川は知っているところ。

でも、今の女川は記憶にある女川と
まったく別のものになってました。

地元ではないけれど、失われたものの
大きさになんとも言えない気持ちに
なりました。

でも、沿道で応援する人たちの
声援や笑顔が見れて、
応援で参加したのに、
やっぱり元気をもらいました。

 

雄勝への道はアップダウンの繰り返し

女川を後にし、雄勝を目指します。

リアス式海岸特有の地形、
海に山が迫っている海岸線なので、
アップダウンの繰り返しです。
ツールド東北海岸線
※海岸線を進むのは気持ちが良いです

道すがらママチャリ仲間の人を見かけ、
勝手に仲間意識で嬉しくなったり、
走行管理のスタッフの人のかけ声で
よっしゃもっとやるぞーってなったり。

途中、大漁旗をたくさんかけて、
応援してくれるおじさん達に遭遇!
ツールド東北大漁旗

なんか感動しちゃった(TдT)

嬉しすぎて、
ママチャリを止めて写真撮影。
ツールド東北大漁旗ごきげん

Yahoo!の人から聞いたけれど、
沿道で応援している人たちは
お願いしているわけではなく、
自らが大漁旗を用意して
応援しているのだそう。

おじさんたちの心意気に、
まためっちゃ元気をもらい進みます。

雄勝への道は車で何度か通ったことは
あったけれど、
予想以上にアップダウンが多かった。

楽しむことを優先したから、
無理せずに歩くところは歩き、
下り坂のスピード感も楽しみながら
ひたすら雄勝を目指します。

 

11:30頃、雄勝エイドステーション着

雄勝は大学の臨海実習でも
お世話になったところ。
ツールド東北雄勝AS到着

でも、まったくの別の景色。
雄勝ならではのものが何もなくて、
胸に刺さりました。

ホタテを食べてゆっくりしてましたが、
気づくとエイドステーション自体が
撤収ムードむんむん。
ツールド東北雄勝AS
※ホタテを食うぞ〜の白ひげ

ツールド東北雄勝ASホタテ

これはかなり後続グループに
来ちゃってるよねという感もあり、
いそいそと出発することに。

 

やると決めていたからできたこと

今回、コースの確認をした時から
決めていたことがあります。

それは釜谷トンネルに至る2kmの坂道を、
ママチャリを降りることなくペダルを
こいで登り切ること。

 
タイムレースではないし、
その時点でも後ろから数えた方が
早い位置に居たし、
そこで頑張っても、
何かがあるわけではありません。

これまで歩くところは無理せず歩くと
思ってましたが、ここだけは絶対
ママチャリ降りずに登り切るぞと。

結果、できましたヽ(・∀・)人(・∀・)ノ
ツールド東北釜山峠越え
※釜谷峠を越えて大満足な私(笑)

 
ギアが1なのにペダルはめっちゃ重いし、
カラダのあちこちもピキピキきてるし、
歩いた方が楽だし、
歩いた早さと変わらない。

 
でも、とっても楽しかったんです。

周りの緑を見ながら、
川の水が流れる音を聞きながらと、
周りを見る余裕もありました。

これができたのは、
やると決めていたから。

そして、自分でやりたかったから、
2kmの坂道を楽しめました。

おかげで、釜山トンネルを抜けた後、
後ろから来る白ひげたちを待つことで
小休憩にもなりましたし、
走行中の白ひげを激写(笑)
釜谷トンネルを抜けた白ひげ
※釜谷トンネルを抜けて爆走中の白ひげ

こうやって、ずっときのぴょん背負って走ってたんですよ。
きのぴょん背負って爆走中
※後に、なんか背中に背負ってた人ですよね言われてた

その後、すぐ下り坂を急いで駆け下り、
二人に追い付きました。

河北エイドステーションに向けて、
北上川を下ります。

大川小学校跡地付近を走りましたが、
やっぱり何もない風景が、
震災の大きさを物語ってました。

 

12:40頃、河北エイドステーション着

ツールド東北河北AS到着

河北エイドステーションでは、
地元の精進料理だという平椀(しゃ)を
食べました。
平椀の説明

くるみ豆腐としいたけとたけのこが
疲れたカラダに優しくしみました。
ツールド東北河北ASしゃ

また、小松菜とゴマのパウンドケーキ
の優しい甘さに癒やされました。
小松菜とゴマのパウンドケーキ

河北エイドステーションでは、
河北新報南三陸支局の方とお話が出来
平椀の感想や参加のきっかけ、
ツールド東北についての感想など
聞いてもらえました。
河北新報南三陸支局

こういう出会もツールド東北の
醍醐味の一つだなって感じました。

河北エイドステーションをあとに、
残り12km。

北上川の川沿いの平坦な道を進むのが、
実は一番きつかったです(^_^;)

というのも、応援してくれる人が
ほとんどいません・・・。

川沿いはこれまでの道に比べ
緑が少ないし、
おまけに雨まで降ってきたのです。

これによって、
応援してくれる人や、
緑多い中を走ることで
自分が元気をもらっていたんだと
実感しました。

ゴール間近の南境付近で、
なんと気仙沼フォンド(211km)の
先頭チームが追い抜いていきました。

 

素人が60kmを走る前に、
プロ級な方たちは211kmを走破しちゃう。
もんげー、すんげー(@_@;)

 

南境は大学時代に住んでた場所。
景色はだいぶ変わっていましたが、
懐かしい気持ちに(*´ェ`*)

ゴールまでの沿道は、
民家が増えたので、
応援する人が増え、
最後にまた元気をもらいました。

 

14:30頃、6時間38分無事ゴール

ゴール直前で白ひげはきのぴょん装着。
たくさんの人に迎えられながら、
無事ゴールすることが出来ました。
ツールド東北2015完走

達成感や嬉しさと一緒に、
終わっちゃったという
ちょっぴり寂しい気持ちも混ざった
なんだか不思議な気持ちになりました。

完走証を受け取り、
スタート前に撮影した写真の号外を
もらい、写真撮影。
ツールド東北ゴール

 

 

ツールド東北2015号外
※スタート時の写真が号外としてもらえました

感無量のせいか、
お腹が空いてるはずが、
あまり食べたい気持ちはなかったけど、
牛タンつくねとずんだ団子を食す。
牛タンつくね
※牛タンつくねにかぶりつく

ずんだ団子
※ずんだ団子にもかぶりつく

食べるのにグローブ外して気がついた、
めっちゃママチャリ焼けしてると。
ツールド東北日焼け

あとでシミにならないようにしなきゃ(^_^;)

 

ツールド東北参加のまとめ

  1. 地元の人達の応援はペイフォワード
  2. 自然の中でエネルギー補充
  3. やると決めたからできた

沿道で応援してくれる方々は、
実際聞いたわけではないけど、
民泊する人と同じように、
震災のお礼や恩返しなのかなって
感じました。

誰かにやらされてるものじゃなく、
その人達自身の心から来てる
応援だから、される側も力がわく。

私自身、震災で助けてもらったこと
これまでお世話になってきた人、
愛情を注いでもらったこと、
そのことを返したいって思ってきました。

ただ、逆に返せていないことで、
自分はダメだとか、
早く返さなきゃと焦ったり、
情けない自分を責めたりしました。

そんな風に、自分を苦しくするなら、
手放したほうが良いなと。

返したい想いや感謝の気持ちより、
自分を責める重圧にするのは、
百害あって一利なしです。

返す相手が本人じゃなくても、
自分が人からもらったものを
他の人に与えていけばいい。

それを教えてもらった気がします。

また、昔からよく母に
「たまには自然にふれあいなさい」
と言われていた理由を体感しました。

緑が多い自然の中を走ってる時、
緑が少ない中を走ってるよりも、
確実に元気でした。

緑を感じ、水の音や風を感じることで、
カラダがイキイキするような、
元気がわくような感じがしたから。

応援する人の力を借り、
自然からエネルギーを補充し、
そんな支えもありながら、
自分でやると決めたからできたことが
以前の私の間違いを
気づかせてくれました。

「やると決めたからできる」

以前、教えてもらったことです。

自分が決めた数値目標は、
自分でやると決めれば
達成できるんだと。

確かにそうなんだけれど、
数値目標の前には、
それを達成するために必要な
行動目標があります。

まずはその行動目標をやると
決めていなければ、
いくら数値目標をやるって決めてても、
達成することは難しいです。

今回ツールド東北に参加したことで、
いろんなことを体感で学ぶことができました。

応援するつもりで参加したのに、
多くのことを体感で学ばせてもらいました。

そんな素敵イベントのツールド東北、
10年間はYahoo!主催で開催するけれど、
いつかは石巻で開催できるようにと。

そのためには、

  1. 開催のいろはを継承すること
  2. 民泊のキャパを増やすこと
  3. 地元の人達が自ら盛り上げること

が必要です。

今回参加して、
私が垣間見たのはほんの一部だけど、
いつかきっとそれが可能になるって
思っています。

だって、見知らぬ人間を
純粋に心から応援しようって人たちが
あったかい心を持っている人たちが
たくさんいる土地だから。

この記事を見て、
来年以降のツールド東北を盛り上げようって
思ってくれる人が一人でも多く増えることを祈って。

ツールド東北2015に参加することが出来て、
本当に楽しかった!
ありがとうございました(≧∇≦)/

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マイベスト起業準備コンサルタント佐藤愛

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