自分の個性を活かして人の振り見て我が振り直せを実践

自分の個性を活かして人の振り見て我が振り直せを実践
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先日、場力会議でプレゼンした時、
参加された方より言われた言葉。

 

「佐藤さんは白黒はっきりして物事を
 言っていくと思うんですが」と。

 

確かに、以前の私は白黒、善悪など
二元論的な考え方をしていました。

 

例えば、
成功するためには、〜すべき!
目標達成のためには、〜ねばならない!

 

結果、どうなったかというと、
会社を辞めた後、わずか1年8ヶ月後に
挫折することになりました(^_^;)

 

おまけに、私の強みでもあるのですが、
全体を捉えて問題や改善点を見つけるのが
得意。

 

自分のことよりも人のことの方が
よく見えたりするので、
人の良い点だけでなく、問題点が見える。

 

だから、ついつい誰かのことを
もっと〜した方が良いのに、
なんでやらないんだろうとか言ってました。

 

で、以前通っていたビジネス塾で、
兄弟子であった人から言われた言葉。

 

「(それはわかるけど)
 人のこととやかく言うより、
 まず自分のことやりなよ」

 

まさしくその通りです!!!

 

あれからいろいろ経験してきて、
人の助けを借りたり、
真理を学ぶことで腑に落ちてきました。

 

で、先日こういうことかと体感しました。

 

兄弟子から言われた時の私と同じような
会話をしている人を見たわけです。

 

もちろん、
悪気があって言っているわけではなく、
意見を言っているだけなのはわかります。

 

でも、誰かをおかしいとか、
間違っていると裁く前に、
・自分がもっと人の役に立てるには?
・自分がさらに成長するには?
ということに注力する方が良いなと。
なぜなら、その方が楽しいし、一歩でも前に進めるから。

周りの人の存在は、自分の鏡
人の振り見て我が振り直せとは、
昔の方は本当わかってたんだな(*´ェ`*)

 

「人の振り見て我が振り直せ」
他人の製革や行動を見て、
自分を反省し欠点を改めよ。
大辞林より引用

 

さらにつけ加えるなら、
出会う人が持っている才能は
自分にもその才能があるってこと。

 

以前、参加したセミナーで
「お金持ちに出会ったら喜べ
 自分もその可能性があるってことだから」

 

というのも、周りにいる人の中で、
つい気になったり、考えたりするのは、
・自分にその要素がある
・欲しいと思っているものを持っている
から。

 

よく言われる引き寄せの法則で、
同じものが引き合うようにできているそう。

 

このことを知ってからは、
目の前に現れる人は、自分に何かを
伝えるため・教えてくれるために
存在してくれていると考えるようになった。

 

だから、一瞬は感情の動きで、
イラッとすることがあったり、
悲しくなったり、
残念に思うことがあったとしても、
それは最初だけ。

 

その後で、自分に置き換えて、
何かの気づきや学びに繋げるようになった。

 

例えば、
私はあの人みたいにガツガツやりたくない
って、誰かのことを思っていたとします。

 

でも、実際はそのものが嫌なのではなく
・ガツガツやったのに失敗するのが怖い
・そうすることで人に嫌われるのがイヤ
・本当はその人のような成功が欲しい
という裏に隠れたものがあることがあります。

 

一般的にネガティブと言われる感情が
発生するものこそ、自分を知るきっかけの
ひとつであることがあるのです。

 

誰かの発言や行動を見て、
その人のことに注視するだけではなく、
自分に置き換えて考えてみること。

 

人の振り見て我が振り直せ

 

あなたの個性に繋がるものが
必ず隠れています。

 

周りの人の行動から、
自分自身を知るために、
掘り下げてみてはいかがでしょう?

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