価値を伝えずに金額を提示すると、、、。
- 2016.07.26
- 事業計画書を書く前の基本のき
- サービスをつくる, 起業
こにちは!
マイベスト起業準備コンサルタントの
佐藤愛です。
あなたは人やお店を人から紹介されたら、
嬉しい人ですか?
それともあんまり、、、という感じでしょうか?
私の場合、とにかく紹介されたら喜びます。
だって、自分のことを思って、
相手がわざわざ言ってくれたってことですから。
でもって、それが良いのかどうなのかってことは、
自分で判断すればいいわけですから、
基本的には「ありがとう!」なんです。
なので、昔おいしいお店やら、食べ物やらを
紹介してくれる子がいたのですが、
私はすぐ試すので「紹介しがいがある」って
言われておりました(笑)
相手からの情報を、
どういう気持で受取るのかは、
内容いかんに関わらず、
自分で決めれるんですよね。
では、今日の本題はここから。
前回の記事では、
あなた自身が、
2)お客様をつくること
にどう繋がっていくのかを、
お伝えしました。
いろんな人と関わっていったほうが
面白いから絞りたくない
っていう話も聞きますが、
大丈夫です。
絞ってもいろんな人が来ます。
だって、人それぞれ違っていますから、
決めるとつまらない
なんてことはないんです。
今日は、あなた自身と、
3)売る商品・サービスをつくること
との繋がりをお伝えしていきますね。
売る商品・サービスっていうと、
多くの人は自分自身がやることに
フォーカスします。
当たり前といえば、当たり前です。
自分が提供するものですからね。
でも、そのままだと、
あなた本来の価値が
お客様となる人に
うまく伝わらない状態に陥ります。
前職のシステムエンジニアを
やっていた時、
お客様にシステムの金額を見積もって
提示します。
では、その見積の根拠ですが、
システムを作るのに1ヶ月10人必要で
半年かかるので、
100万円×10×6=6000万円
という感じです。
実際はこんな乱暴ではありませんが、
基本的にはシステムを作るために
どのぐらいの人がどれだけ働いたのか?
がベースになっていることが多いです。
※今は不明ですが当時はそうでした
なので、この金額だけを出されると、
高い!なんでこんなにするんだ!
ってなってしまうわけです。
何故なら、
6000万円という金額に対して
価値を判断できるものが
10人が半年動くからしか
提示されていなかったら
自分たちにとって
価値があるとは
思えないからです。
※実際はちゃんと提示しますよ
でも、これと同じことを
個人で起業する時も
やってしまうパターンが
よく見られます。
◯◯マッサージ 90分 1万円
□□コーチング 2時間 6000円
××カウンセリング 90分 8000円
この前見かけたのは
一緒にトークして散歩するだけで
50000円というのを見かけました。
これだけ提示されても、
相手の普段の金銭感覚によって
相対的に判断されるので、
価値がわからないまま判断されます。
◯◯マッサージ、□□コーチング、
××カウンセリングに
興味がある相手ならばまだいいです。
ですが、
多くの人はそうではありません。
相手に価値が伝わっていない状態で
金額を提示しても
欲しいとは思ってもらえません。
なので、大切なのは、
あなた自身と関わることで、
関わった人がどんな未来を手にするのか?
どうなっていくのか?ということです。
そのための手段として必要なことを
商品・サービスを通じて
提供するんです。
商品・サービスを作る時、
考えていくのは、
どんな人がどんな風になっていくのか?
ということを、
お客様の目線で考えていくことです。
あなたがやることに価値を
見出すわけでなく、
関わった後に手に入れるものに
価値を見出しているわけです。
あなた自身と
3)売る商品・サービスをつくること
イメージ出来たでしょうか?
次回は、
あなた自身と、
4)必要とする人に売ること
の繋がりについてお伝えします。
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