宇宙兄弟、知ってますか?
「2人で宇宙飛行士になろう」と幼き頃約束した、
南波六太と日々人の兄弟の物語。
南波六太と日々人の兄弟の物語。
その宇宙兄弟の天体観測所って言ったら、
六太と日々人が幼い頃から交流のある”シャロン”
仙台の仙台市天文台には、
世界にもその名が知られる天文家が居ます。
これまで数多くの小惑星や新星を発見してきた、
深夜の観測を始めて40年の”小石川正弘”さん
一日のほぼ大半を天文台で過ごし、
高校生の時からずーっと夜空を見てきた。
一般人からしてみたら、
夜の空のどこが面白いのかわからないこともあるけど、
小石川さんは言う。
「何でもおもしろいでしょう!
鳥の声、キツネの声、遠くの車の音、
そういった普段聞こえないモノが
耳に入ってくるんだよ。」
天文台でモニターを見てる時が一番つまらなくて、
外で星を見ている時が面白いのだそう。
毎日星なんか見て何になるわけという周りの声には、
「明日になったらもっとよく見えるかもしれないという
楽しみがあるじゃない。今日の空は今日の空なの。
明日の空は、明日の空。明後日はまた違う空でしょ?
それを追うという繰り返し。
何かを発見したいかとか、そういう意識じゃない」
そうやってみているから、
去年の11月と12月に立て続けに超新星と新星を見つけた。
そんな小石川さんの老後とは、
年を重ねても星といかに付き合うかを考えていくのが
今後の楽しみだそう。
田舎の人ほど星が当たり前に見えるから、
星空に興味を持たないと小石川さんが言う。
確かに、仙台市天文台に行ったことないし、
ふと夜空を見上げるのは月が見える時ぐらい。
仙台市が天文台を建てた目的の一つに、
子どもたちを家から引き出そうっていうのがあったらしい。
私には子どもは居ないけれど、
同じ町に住んでいる世界に名を知られている天文家に
夜の遊び方を教えてもらいに行っても良いかもしれない。
仙台市天文台:http://www.sendai-astro.jp/
参考図書:
- せんだいノート―ミュージアムって何だろう?/仙台市市民文化事業団
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