自分で作り出したイメージを捨て、もっと自由になろう

自分で作り出したイメージを捨て、もっと自由になろう
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「そういう人たちに関わっているって
 思われたくないので、
 写真はアップしないでください。
 ブログに書いた感想も消しました。
 でも、自分のビジネスに役立つノウハウは
 聞きたいから相談したいです。」

 

起業してまもなく開催していた
ワークショップに参加された方から、
個別相談をする直前にこんなことを
言われました。

 

私自身、その方からの信頼を
得ていないことだなと判断したので、
その後の個別相談をお断りしました。

 

なぜなら、信用されていない相手に
何を伝えても伝わらないからです。
もちろん行動も起こさないでしょう。

 

当時のメンターに報告したところ、
「そういう安全志向な人は起業に向かないし、
いいんじゃない。」と言われましたが。

 

その方が何を理由にそんなことを
言ってきたのかというと、
誰か他の方から、私がある方たちと
繋がりがあることを聞いたそうです。

 

で、その人達と繋がりがある私と
一緒に居ることで、周りから同じと
思われたくないという理由だったのです。

 

ちなみに、私がお付き合いのあった方々は、
とてもいい方たちでしたし、
その方が抱いていたようなイメージとは
かけ離れた方々でした。

 

なぜ、直接その人達を知らないのに、
そんな風に判断するんだと思い、
とても残念に思ったものでした。

 

まぁ、すごく本質的なところをいうと、
その時の私自身がそれを上回るだけ信頼を
その方から得ていなかっただけですが(笑)

 

相手がどんな方なのかも知らないのに、
人から聞いた一部の話だけで判断する。

 

そして、関わると同じ人と見られるから、
関わりたくないと判断する。

 

なぜ、そんな反応をしてしまうのでしょうか?

 

それは、その人自身が誰かを相手にした時、
そういうものの見方をしているからです。

 

自分自身が人を見る時に、
誰と付き合いがあるということは、
この人もあんな人に違いないと。

 

完全に自分自身の中で作り出したイメージを
そのまま自分の外側にも出して判断している。

 

これ、人間関係だけにとどまらないですよね。

 

例えば、個人起業家である人が、
お客さまを集めたいと思っていたとします。

 

でも、Facebookは自分のプライベートを
書きたくないからやりたくない。
ブログは文章書けないから無理。

 

と、やり方を詳しく調べたわけでもないのに、
どこかでちょっと見聞きした情報だけで判断する。

 

これってすごくもったいないこと。

 

Facebookはプライベートを書きたくない
⇒プライベートを書かなきゃいけないと
 思い込んでいます。

ブログは文章かけないから無理。
⇒自分で書かなくともプロにお願いできるし、
 文章以外でも音声や動画を使うこともできます。

 

このイメージの裏側には、
自分を知られたくないという思い
自分の自信のなさ
人から嫌われたくない恐怖
などなど、隠れている場合もあります。

 

もし、こういう感情が無ければ、
何かしらの手段を使ってできないかを
考えることもできますから。

 

ソーシャルメディアを使いたくない。
何も発信しなくとも、お客さまを集めたい。

 

もしそんなことができるなら、
私のお仕事は不要ですわ(笑)

 

自分を知ってもらいたい、
サービスを知ってもらいたいと思うなら、
ビジネスに関わることをイメージだけで
判断するのは、卒業した方が良いですよね。

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